工場ニオイ対策ナビ

業種別・工場臭気対策ガイド

塗装工場の臭い・臭気対策発生源の調査から脱臭設備まで

塗装工場や塗装工程では、塗装、乾燥・焼付、調合、洗浄など複数の工程が臭気に関係する可能性があります。臭気対策を検討するときは、どの工程から発生し、どのような経路で排気されているのかを整理したうえで、必要な対策を検討することが重要です。

塗装工場で考えられる主な臭気の発生源

塗装工程だけでなく、乾燥、洗浄、材料の取り扱い、排気設備なども含めて臭気の発生状況を確認します。

塗装工程

塗料を使用する塗装工程では、作業中に臭気を含む空気が発生する場合があります。どの作業や設備の稼働時に臭いが発生するのかを確認します。

乾燥・焼付工程

塗装後の乾燥や焼付などの工程が臭気の発生に関係する場合があります。塗装工程とは分けて発生状況を確認します。

塗料・溶剤などの保管

塗料や溶剤などを保管・取り扱う場所が臭気に関係する場合があります。容器の取り扱いや保管状況なども確認します。

調合・洗浄工程

塗料の調合や器具・設備の洗浄など、塗装そのもの以外の作業が臭気の発生源となる可能性もあります。

塗装ブース・排気設備

塗装ブースや局所排気設備で捕集した空気が、ダクトや排気口を通じて工場外へ排出されます。排気経路も含めて確認します。

廃液・使用済み資材など

廃液、使用済みの容器やウエスなどの保管・取り扱いが臭気に関係する場合があります。

発生工程と排気経路を確認する

臭気問題を整理するときは、臭いが発生する工程だけでなく、その空気がどこで捕集され、どの排気口から排出されているのかまで確認します。

1

臭いが発生する工程を確認する

塗装、乾燥・焼付、調合、洗浄など、どの工程の稼働時に臭いが発生しているのかを整理します。

2

使用材料と作業状況を整理する

臭いが発生したときに使用していた塗料や溶剤、実施していた作業など、確認できる情報を整理します。

3

排気経路を確認する

塗装ブースなどで捕集された空気が、どのダクトや排気口を通って排出されているのかを確認します。

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発生日時と運転状況を記録する

臭いが問題になった日時と、塗装設備や乾燥設備などの運転状況を照らし合わせます。

臭いの発生源を調べる考え方を見る

塗装工場の臭気対策を進める流れ

1

臭気問題を整理する

臭いが発生する場所、時間帯、作業工程、設備、周辺からの指摘内容などを整理します。

2

発生源と排気経路を確認する

塗装・乾燥などの工程と、ブース、ダクト、排気口などの排気経路を確認します。

3

必要に応じて調査・測定を行う

原因の整理や対策検討に必要な場合は、臭気調査や測定に対応する専門会社へ相談します。

4

対策方法を検討する

発生源対策、捕集・排気方法の見直し、脱臭設備など、現場条件に応じた方法を検討します。

5

対策後の状況を確認する

対策を行った後も臭気の発生状況を確認し、必要に応じて設備や運転方法を見直します。

原因が不明な場合は臭気調査・測定を検討する

塗装、乾燥、洗浄など複数の工程があり、どこが主な発生源なのかわからない場合は、臭気調査に対応する専門会社へ相談する方法があります。

必要に応じて測定なども行いながら、発生状況や排気経路を整理し、対策を検討するための情報を集めます。

脱臭設備を検討するときのポイント

処理対象を整理する

どの工程から発生する排気を処理するのかを整理し、対象に応じた設備を検討します。

排気条件を確認する

風量、温度、運転時間、処理対象の変動など、実際の排気条件を確認します。

既存の塗装設備を確認する

塗装ブース、乾燥設備、ダクト、ファン、既存の排気処理設備などとの接続条件を確認します。

方式だけで選ばない

活性炭や燃焼脱臭など複数の方式がありますが、塗装工場という理由だけで特定の方式を選ぶことはできません。

設置・運転条件を確認する

設備を設置できるスペースや既存設備との位置関係、工場の稼働時間なども含めて検討します。

維持管理・ランニングコストを確認する

消耗品、燃料や電力、点検、清掃など、設備導入後に必要となる管理についても比較します。

塗装工場の臭気問題を専門会社へ相談する

原因がわからない場合、排気処理設備を検討している場合、既存設備を見直したい場合など、現在の状況によって適した相談先は異なります。

工場ニオイ対策ナビでは、臭気調査・測定・脱臭設備などに対応する専門会社を探すことができます。

塗装工場の臭気対策についてよくある質問

塗装工場ではどの工程から臭いが発生しますか?

塗装、乾燥・焼付、塗料の調合、洗浄、塗料や溶剤の取り扱いなど、複数の工程が臭気に関係する可能性があります。実際の発生源は現場ごとに確認します。

塗装工場の臭いには活性炭を使えばよいですか?

活性炭は検討される方式の一つですが、塗装工場であれば必ず適しているとは限りません。処理対象や排気条件、運転時間などを確認して設備を検討します。

燃焼脱臭を検討した方がよい場合もありますか?

燃焼脱臭が候補になる場合もありますが、処理対象や風量、設備条件などによって判断が異なります。方式を先に決めず、専門会社へ処理条件を伝えて検討します。

近隣から塗料のような臭いを指摘された場合はどうすればよいですか?

指摘された日時や場所、その時間帯に実施していた工程、設備の運転状況などを記録します。原因が特定できない場合は臭気調査に対応する専門会社へ相談できます。

既存の排気設備がある場合でも相談できますか?

相談できます。現在の塗装設備、ダクト、排気口、既存の処理設備、運転状況などを整理して相談すると、既存設備の見直しを含めて検討しやすくなります。

塗装工場の臭気問題でお困りの法人・事業者の方へ

必要な脱臭方式が決まっていなくても相談できます。

現在の臭気問題や設備状況を整理し、調査・測定・脱臭設備などに対応できる専門会社をお探しします。

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